廃車にする前に!その車お金になるかも?

車検でもかなりの金額がかかるんだし、廃車となれば解体費用も含めて結構な額になるんじゃ…と思っている方は非常に多いです。しかし、意外に知られていないのですが、実はやり方を工夫すれば出費を最小限に抑えられる上に、面倒な廃車手続きまで行ってくれます。これを活かさない手はありません。

「廃車にお金がかかる」のではなく、むしろお金になる?

一般的に、事故や水没、走行距離の限界など、不動車の処理は「廃車」手続きが一般的です。廃車手続きには2種類あって、一時的に使えなくするだけでのちのち使える状態にしておく「一時抹消登録」、そして二度と使えない状態にする(解体・スクラップ)「永久抹消登録」の2つに分かれます。このうち、後者の永久抹消登録における、解体業者に依頼する上での話題が今回のメインテーマです。
こういった解体・スクラップに関して言えば、故障した家電製品や家具の処分が、引き取り・解体にお金がかかるため、車も同じようにかかると思っている方が大半だと思います。しかし、廃車・解体を依頼する業者を上手くチョイスすれば、マイナスどころかお金になりさえするのです。

車はリサイクル材の塊

廃車、つまり解体した車自体に価値があるため、お金になるということです。では、一体故障して動かない車のどこに価値があるのでしょうか。
それは、車体のほとんどの箇所に使用されている「鉄」です。鉄は、その時のタイミングによって相場が大きく変わります。変動が大きいので、一概にはこの時期とは言えないのですが、それでも多少なりとも利益が出るので、タイミング良く売却・引き取ってもらえれば、かなりの価値がつくという訳です。
また、部材によっては海外での需要も高い、という点も重要です。たとえばディーゼルエンジンなどは、国内ではあまり需要がなくても、中東・東南アジアなどで人気があるため、高値で引き取ってもらえる確率が上がります。

国内で人気のあるパーツ・車種

国内で人気のあるメーカーのホイールやマフラー、また今となっては貴重なエンジンなど、人気があったり希少性の高いパーツが搭載されていた場合、こちらも高値で取り引きされる可能性が高いです。車種やモデル、年代によっても相場価格が変動するため、こちらも一度査定に出して見積もりをチェックした方が良いでしょう。
ちなみに、廃車・リサイクルによって直接発生するお金ではないですが、永久抹消登録手続きをする際に必要な、自動車税・自動車取得税の申請を行うことによって、支払い分が一ヶ月以上残っている場合、これらの還付金が発生します。また、自動車税もストップできるので、不要なランニングコストもカットできるため、ぜひ早めに行うことをおすすめします。

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