車の廃車を業者に依頼するのにきちんとチェックしてますか？業者に依頼する時はこれだけはチェックしないと損します！廃車に無駄なお金はもったいない！廃車で損をしないために業者を見分けるチェックポイントをくわしく紹介します。

還付金の返金をチェック！

自動車を廃車処分にする際には、重量税や自賠責保険、自動車税が還付されます。通常では廃車を依頼した業者が還付の手続きを行います。しかし、この還付金の存在自体をごまかしたり、廃車の手続き費用や解体費用で相殺などいう理由をつけあやふやにする業者も少なくありません。近年の傾向として多くの廃車専門業者は解体費用や手続き代行費用を無料でおこなっていますので、重量税等の還付が行われないのは不自然と考えていいでしょう。きちんと確認し、納得のいかない説明しか受けられない場合には他の業者に依頼するのをおすすめします。抹消登録の際には発行される還付申請書付表の振込み先などに間違いが無いかどうかも確認することが大切です。

登録抹消の書類は送付してもらえるの？

自動車の解体は各道府県知事によって認定されている業者のみが行えます。そのためきちんとした業者に依頼していない場合は正しく抹消処理されておらず、抹消手続きをしたはず車の各種税金の督促状などが届くといった被害が確認されています。そのような被害を防ぐためにも業者に抹消手続き終了の期日の確認と、サイクル券のB券をもらうようにしましょう。リサイクルのB券は廃車処分をした証拠として所有者に返す義務がありますので、確実に抹消手続きが完了したことを確認できます。処理の状況は陸運局で現在登録証明を発行してもらうか、『自動車登録システム』のホームページでも確認できますので、あらかじめ車検証のコピーを手元においておくと良いでしょう。

買取すると言われた場合は？

廃車を依頼したのにもかかわらず、業者から買い取りたいと申し出られる場合もあります。これはまだ使用することが可能な部品などを取りはずして再販することを目的としており、逆に買取り金額を受け取ることが出来ます。各業者で対応は変わりますが、重量税や自賠責保険、自動車税は、買取価格に含まれる場合が多いのではっきりとした形で還元されることはありません。この際に重要なのは代金の受け取りのタイミングです。代金は車体の引き渡し時では無く、必ず名義変更書類と引き換えに受け取りましょう。名義変更されている事を確認するために車検証のコピーをもらうことも大切です。すべての手続きが完了後、車体価格とリサイクル券の記載料金を受け取ります。